全くお手上げ!!中京記念のレース回顧

結果を見ても、多分100回予想しても100回間違った答えが出たであろう中京記念のレース回顧です。。(レース予想記事は以下)

レース評価

(3歳以上GⅢ芝 基準指数67)
勝ち馬指数 72
レースレベル とても高い
短評:完全外差し馬場で超超Hペース。再現性は疑問だが、展開だけで来た2着馬以外は上位勢も、好位勢も評価は高い。

推奨馬の結果

◎ベステンダンク   (8番人気18着)
〇ソーグリッタリング (2番人気7着)

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レース回顧

函館記念でも超Hペース、と書きましたけど、私が何をもってペースを判定しているかを簡単に。(いずれ単独で記事にまとめます)

ペースの判定は、JRA-VANデータラボのTARGET frontier JV(ターゲット)で確認できる「PCI」(ペースチェンジ指数)を使っています。回帰分析の式にも基本的にはこのPCIを突っ込んでいます。(PCIを用いて回帰分析の式を立てるのに、別の一工夫もあったりしますがそれは今のところ秘密)

それで、PCIというのは、上り3ハロン地点までのタイムと、上り3ハロンタイムを示したものです。それで、前傾ラップ後傾ラップかを見るんですが、阪神マイルというのは基本的に後傾ラップになりやすい。

次に、私は自作のスピード指数を出していますが、3歳以上GⅢ芝の勝ち馬平均指数67。ということは、レースラップは1ハロンごとに先頭の馬の通過タイムを計っているわけですから、逃げ馬が指数67で逃げ切り勝ちしてくれれば、その馬のPCIが、ペースを図るのに一番都合が良いわけです。

勿論、毎回そう都合よくそんな馬は現れないので、逃げに近い位置で運んだ番手・先行勢で指数67を出した馬のPCIが、そのレースのペースを図るのに適当かな、と考えています。

このレースで行くと、前付けで指数67普通ならGⅢ勝ちの水準)を出した馬がいるかというと、います

12着のリバティハイツです!(大丈夫か??)

まあ着順は全く気にしない人なんで、いつもこんな感じでペースを見てますが、リバティハイツ完全な前傾ラップで走って終いバタバタです。
それでいて、一番最初に述べた通り、阪神マイルは元々後傾ラップになりやすいですから、このレースは超々ハイペース、と判断したわけです。

さて、前置きが長くなりましたが、要はこのレースは、外差し馬場で超々ハイペースだから外差し決着以外はありえない、ということですね。苦笑

ただ、離れた後方馬群を追走していた馬には展開ドはまりですが(ここでいうラセットですね)、4角ではかなり馬群も詰まっていて、相当タフな地力を要求される流れだったと思います。

だから再現性はともかくも、このレースの評価自体は私は高くしているのですが、なんでメイケイダイハードそんなに強いレースをしたんですかね。笑

1mmも検討していなかったのでわかりませんが、まあ気性難だからペース流れたのは折り合い面で良かったでしょう。元々ムラな馬ですし。
ただ、勝ち上がったレースを見ても強調できる内容はないですし、去年の9月の3勝クラス勝ちは超高速馬場ですから。そこまでHペースでもないし。
絶対に買えません。無理無理。

2着のラセットですが、これはわざわざ指数上位で取り上げてしっかり検討して絶対いらないと断言した馬ですからね。笑
この馬は予想でも書いた通り、脚が一瞬しかなくて脚の使いどころが難しい馬だと思います。秋山騎手ならしんがり追走の嵌り待ちになるから、ここは嵌らないと予想しましたが、果たして予想通りに最後方待機になりしっかり連対するという。苦笑

さすがにこのペースなら届きます。笑
それでも、脚が一瞬の馬が重たい馬場でいいことない、と思っていたんで、もちろん秋山騎手はうまく乗ったんですけど、運のいい馬だな、とは思います
個人的に嵌り待ちの馬は相手まで、と決めているので、どんなに勘が冴えていて、外差しの差し決着で決め打ちしたとしても、この馬を軸にはしないですね。
無理無理。

3着のエントシャイデンですか。この馬は前走の安土城が指数66オープン好走判定
それでも、ここで設けた基準指数67なので1足りず
前々走の京王杯の指数が67なのですが、GⅡ戦の基準指数68なので好走判定に1足りず
指数は毎週更新しているんで、どこかがまぎれて指数が1上がってくれればラセットよりは考慮の余地があったと思いますし、馬場考えれば本命を打つこともあったでしょう。
でも拾えないんだから拾えないんです。苦笑

つまり、どうやってもこのレースは無理だったんですね。(私は、ですよ)

対抗のソーグリッタリングですが、この馬良いレースしてたと思いますよ。
内目の好位付になったんで、結果論ポジション取りとしては最悪の位置だったと思いますし、それにしてはよく頑張っていました。
まあこれは流れのことなんで、川田騎手のせいではないと思いますが、重賞の川田騎手の巡りあわせの悪さには多少同情します。笑(まあ自己責任の時もありますけどね)

◎のベステンダンクですが、最内枠、荒れ馬場、超Hペース、色んな悪条件が揃いましたが、スタートして2秒で「あ、ダメだ」ってわかりましたからね。苦笑
出来落ちでしょう。
100回予想しても正解にたどり着けなかったレースですから、この馬本命はババを引いたと思って諦めます。笑

コメント

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