2021年 富士ステークスの予想

当てようとして手広く手広くやってますけど、先週の秋華賞があんまりにもつまらない馬券になったんで、今週はメリハリをつけてやってみます。

自分なりに、指数が高くて勝ち馬から離されてなくて、というような基準で優先順位を割り振ってみました。

細かくは書きませんが、

①近5走で優秀なレースがある。
②近５走でそこそこ優秀なレースがある。
③10走遡ると優秀なレースがあった。

こんな順番をまずつけてみたんですけど。
特になにも考えずに今回富士ステークスの馬を振り分けてみると、

本命候補	ソングラインソーグリッタリング
準本命候補	バスラットレオンボンセルヴィーソワグネリアンダノンザキッド
準々本命候補	ザダルアルジャンナ
ヒモ	その他
買う気がない	マイラプソディハッピーアワー

こんな感じにしてみたので、これに基づいて予想をしていきます。

予想

優先順位はありますが、本命候補を8頭選びました。

この内、ソーグリッタリングとワグネリアンは、近走がさっぱりで今回走る理由も見当たらないので買いません。
ヒモでとってもいいんですが、今週はメリハリをつけたいので、バッサリにします。

そうなると、最優先のソングラインを本命にするかどうか、ということになりますが。
この馬は対抗にします。

NHKマイルカップがレベルが高いので、今回同舞台でもあり当然有力なんですが、前走の関屋記念がひどいんですよね。
勝ったロータスランドの指数は平凡。
本来、51kgのソングラインならただ貰いのはずなんですが、輸送なのか、デキなのか、どうしても前走の敗因がつかめません。

ジョッキーのレース後のコメントを見たり、桜花賞の惨敗も考慮すると、他の馬を気にしたり、引っかかりやすい繊細な馬なのかな、という見立てをしました。前走もスタートで不利受けてますし。

スムーズなら勝ち負けとは思うんですけど、内枠はあんまりいい材料ではないかな、と思うので。
そうはいいつつも、前走も馬券内には来てますし、ここも大した馬は出てきてないことを考えれば、大崩れはない、とは思ってますが。
2連の馬券の軸としては少し不安がある、という感じです。

で、本命ですが、ダノンザキッドにします。

この馬、東スポ杯から皐月賞まで、馬体を減らし続けてます。
使い減りするタイプでしょうか。

で、私の評価としては、東スポ杯と弥生賞は優秀。
皐月賞は参考外かもしれませんが、引っかかるのは、ホープフルステークスも低レベル、ということです。
要は、休み明けは走るけど、使うとパフォーマンスを下げる、という馬だと思います。

さらに言えば、東スポ杯と弥生賞は、当週の追切で速い時計を出してました。
ホープフルと皐月賞は、当週速い時計を出しませんでした。
馬体の維持が相当難しいんだと思います。

で、今回はしっかり時計出してますし、厩舎のコメント見ても「春とは別馬」と書いてますから、馬の状態はいいと見て本命にしました。
イメージは暴れ馬ですが、普通にスローペースの競馬も対応できますし、府中のマイルでも溜めは利くんじゃないか、と思ってます。
兎も角も、前走の負けでメンタルがどうなってるか。こればかりは分からないんで。そこでしょうね。

ということで、
◎ダノンザキッド
○ソングライン

ここまでは決まり。

あとは、
▲バスラットレオン
★ボンセルヴィーソ

バスラットレオンは、ニュージーランドトロフィーが「異常値か？？」というくらいぶっ壊れた高指数が出てるんですが、その後がまともにレースが出来てません。
中山マイルで強すぎる馬を府中で買う、というのも考えものなんですが、本来の能力を発揮できれば、まだ見限れないと思うので。
追切の動きはキレッキレだったらしいですよ。

ボンセルヴィーソについても、実績から見ると、はっきり中山京都巧者、と見えるので器用さで立ち回るタイプではあると思います。その意味で、府中がいいことはない、と思います。
ただ、この馬府中の1400とかでも案外走るんですよね。
......2年半前の雲雀ステークス、というのがドスローで終いを活かして優秀なんですけど。
古すぎるんですけどね。
まあ、レベルは低いですけど去年のオーロカップも連対はしてますし。
どっちも1400ではありますが。
元々がムラ駆けの馬なので、はっきり府中の1600はダメ、という確証もないんですよね。
少し溜めて走ってみたら案外やれないかな、と。
そうなると鞍上は最悪ですけどね笑
能力自体は見劣らないし衰えもないと思ってはいます。

ということで▲★と選びましたが、この2頭は普通に飛ぶ可能性もあるんで。
もう少し連下を追加しようか、とも思いましたが、まあ、ソングラインは大崩れしないと見ているのと、他に積極的に買いたい馬がいなかったので、重視はここまでとします。

あとは、3連複のヒモで。
ザダル
ラウダシオン
ダーリントンホール
アルジャンナ

この辺が、これくらいの相手関係なら走るかなぁ、くらいの認識で押さえておきます。

人気どころで言うと、ロータスランドは今回消しました。
「前哨戦としては十分な仕上げ」と厩舎のコメントが出てましたが、攻めの過程を見ると実際仕上がり途上の感じを受けます。
前走の関屋記念は平凡だと思うし、その前を遡っても大したパフォーマンスが出ていないので、8分の仕上げで勝ち負けできる馬ではないと思いますが、まあ、この馬自身は成長期だと思うので、その辺の兼ね合いでどこまでやれるか、というところでしょうか。